HC7 ブログ

サウジアラビア在住。いろいろあることを、つれづれと書きます。

中華料理・庶民派と高級、そしてコストパフォーマンスについて

Riyadhの高級モールであるCentria Mall 内に新しくできたChinese, Hualanに行きました。会社の同僚4人でディムサム・野菜炒め・麺・チャーハンを食べて一人約4,500円。味はリヤドの他の店よりはさすがに断然美味しかったです。ことさらに油ギトギトとか、むちゃくちゃ辛いとかではなく、繊細さを上手く表現できている味付けでした。お値段はやっぱり高いです。こういった高級系中華も好きなのですが、前述したようなギットリ味付け、中華鍋で火力にものを言わせてヘイお待ち、できて10分間はむっちゃおいしいけれども冷めると不味くて食べれない、食べた後もしばらく胃がもたれます、というような庶民中華も大好きなんです。北京に半年だけ滞在して学生生活を送っていた5年前は大学の学食が大好きでした。食べきれないくらい山盛りで一食300円くらいでした。

中華料理というのは、全世界でもっとも広く食べられているものの一つだと思います。なぜなら中国人は世界中どこにでも住んでいて、いわゆる”チャイナ・タウン”はどの国の大都市にも見つけることができるからです。でも、いわゆる庶民チャイニーズのクオリティというものは、中国のそれに匹敵するものには今まで巡り合ったことが無いです。逆に高級チャイニーズのレベルは、同じような値段を出せばどの国でも、例えばハラル - ムスリムの基準に沿った - の食材を100%使っているサウジアラビアでさえも、だいたい似たようなものになるのかな、という感想を持ちました。

特にオチはないですが、いや、庶民中華のコストパフォーマンスって、世界の各国料理の中でも特に優秀だと思うんですよ。もちろんナンバーワンは日本です。コスパが悪い国としては、今のところ住んだ中ではサウジが一番かも、、、お酒が無いので結果的に安く済んでますが。しかしそこはムスリムの総本山、アラブ料理に限って言えば、今まで食べたこともないようなおいしいものに巡り合えるはずだ、という希望を持っていて、可能な限り発掘していこうと思っております。