back to school
back to schoolの時期である。要は9月の開校前の学用品販売期ということで、各メーカーはこぞってback to schoolを銘打ったキャンペーンを展開している。このBack to School、中東マーケットではとりわけ大きな需要と市場規模があり、グローバルブランドがこの中東限定商品を出したりするので非常に興味深い。
例えばSketchersがこんな商品を出していたりする。(写真は先日出張で訪問したJeddahのMall of Arabiaの店舗。余談だがこのモールの2階はまだまだテナント誘致できていないスペースが多い。)
そして、大型スーパーマーケットの食料品売り場のど真ん中にこんなコーナーができていたりする。こちらはリヤドのTamimi Market。
少子化の日本とは正反対で出生率が高く、人口の多くが若者であるサウジアラビア含めた中東地域では、このBack to Schoolに限らず、子供向け商売の重要性は他市場のそれとは一線を画している。
景気減速感が顕著な昨今、自分自身の消費は抑えがちな大人も、自分の子供にはふと財布の紐を緩めてしまうようなことがあるのではないだろうか。